
大体転職について、お分かりいただけましたでしょうか。 クラシックのコンサートでピアニストなどの隣に座り、楽譜をめくる仕事のことです。リピートの記号があるところでは、楽譜を急に数ページも戻ってめくったりして、ひとつも間違えずにページをめくらなくてはならないのです。楽譜の読み方のみならず、めくり方も特殊で、紙の音を一切たててはいけないのです。とにかく黒子のように存在を消して、ひたすら譜面をめくるという寡黙なお仕事。転職するにはどのようなルートが用意されているのかは謎なのですが、収入は謝礼金というかたちなので、アルバイト感覚といったところでしょうか。クラシックが好きで、静かな動作が得意な人は挑戦してみてはいかがでしょうか。
器用な人は、耳掻き屋に転職したらどうでしょうか?耳の穴の掃除って意外と大変だと思いませんか。あまり強くひっかくと血が出たり。耳鼻科で取ってもらうのも大げさな感じがして。転職をするのもおっくうだし、ひとつ、起業してみるかという人は挑戦してみる価値があるかもしれません。1000万円もの資金をかけて設備を整えた耳掻き屋もあるとのことです。アジアでは耳掻きは3000年前くらいからあった道具だったようで、中国の古い遺跡から、宝石がついた豪華版の耳掻きが出土しているとの情報もあります。
日本でも、耳掻きの歴史は古く、江戸時代の床屋さんでは、耳掻きのサービスもあったようです。秋葉のメイド喫茶でも行われていたようです。ちょっとそういった若い娘さんの技術では怖い感じもしますが、この耳掻きは、数をこなすことで、どんどん技術が向上していくものなのだろうです。昔、近所の酒屋のおじさんが耳掻き名人として町内で有名でした。小さいころは、よくこのおじさんに耳掻きをしてもらっていたものです。酒屋から耳掻き屋に転職したらさぞもうかったことだろう、と人ごとながら考えてしまいます。